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👤 この計算・解説について
このページの計算式と解説は、FP2級・日商簿記2級を保有する運営者ハカルが、給与計算や扶養判定の考え方を確認しながら作成しています。実際の年収や手取りは、勤務日数、残業、交通費、賞与、税金、社会保険の加入状況によって変わります。
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🧮 時給→年収換算について

アルバイトやパートの収入は時給×勤務時間で計算できますが、月収・年収としてまとめて把握しておくと、扶養の範囲内かどうかの確認や税金の計算に役立ちます。特に「年収の壁」を意識しながら働く方には重要な計算です。

2026年(令和8年分)から、所得税がかかり始める年収は178万円になりました。長く「103万円の壁」と呼ばれていた基準は、2025年(令和7年分)に160万円へ、2026年にはさらに178万円へと引き上げられています。103万円で調整していた方は、働ける時間がかなり増えている可能性があります。

このツールでは追加残業や祝日などを考慮しない基本的な計算を行います。実際の月収は月によって変動しますが、平均的な目安として活用してください。

時給をもとに収入目標を立てることもできます。例えば「月5万円追加したい」場合、時給1,500円なら月約33時間の勤務が必要です。希望する収入から逆算して必要な勤務時間を把握しましょう。

📊 2026年(令和8年分)の「年収の壁」早見表

「年収の壁」は税金の壁と社会保険の壁が混ざっていて分かりにくいので、いま何がどう変わったのかを一覧にしました。金額はすべて給与収入(額面)です。

年収の壁超えると何が起きる?2024年まで2025年2026年(令和8年分)
所得税の壁働いた本人に所得税がかかり始める103万円160万円178万円
住民税の壁働いた本人に住民税がかかり始めるおおむね100〜110万円(自治体によって異なります)
106万円の壁勤務先の社会保険(厚生年金・健康保険)に加入する月額賃金8.8万円以上など同左2026年10月に賃金要件が撤廃
130万円の壁親や配偶者の健康保険の扶養から外れ、自分で社会保険料を払う130万円(変更なし)
配偶者控除の壁これを超えると配偶者控除(38万円)が使えなくなる103万円123万円136万円
配偶者特別控除 満額の壁これを超えると配偶者特別控除が満額38万円から減り始める150万円160万円169万円
配偶者特別控除 消滅の壁これを超えると配偶者特別控除がゼロになる201万円201万円207万円

※ 所得税の178万円は、給与所得控除の最低保障額74万円+基礎控除104万円の合計です。実際には社会保険料控除などもあるため、178万円を少し超えても所得税がかからないことがあります。配偶者控除・配偶者特別控除の金額は、控除を受ける側(納税者本人)の合計所得金額が900万円以下の場合です。

「壁」を超えると手取りはどうなる?

年収の壁で本当に気をつけたいのは、税金の壁より社会保険の壁です。所得税は超えた分にだけ少しずつかかるので、壁を1万円超えても手取りが逆転することはほとんどありません。

一方で130万円の壁(または勤務先の社会保険への加入)を超えると、社会保険料として月1〜2万円程度、年間で15〜20万円前後の負担が新しく発生します。この場合は年収が少し増えただけだと、かえって手取りが減ることがあります。目安として、扶養を外れるなら年収150万円台以上まで一気に働くほうが手取りは増えやすくなります。

ただし勤務先の社会保険に入ると、将来の厚生年金が増え、傷病手当金や出産手当金も受けられるようになります。目先の手取りだけでなく、こうした保障も含めて考えると判断しやすくなります。

📋 使い方

  1. 時給を入力する
  2. 1日の勤務時間月の勤務日数を入力する
  3. 「計算する」ボタンを押すと、日収・月収・年収が表示される

※ 交通費・各種手当は含まれません。実際の収入は給与明細で確認してください。

よくある質問

Q. 103万円の壁は今どうなっていますか?
103万円の壁は引き上げられ、2025年(令和7年分)は160万円、2026年(令和8年分)は178万円になりました。給与所得控除の最低保障額が74万円、基礎控除が最大104万円になったためです。103万円を目安に働く時間を調整している場合は、いまの基準で計算し直すと働ける時間が増えることがあります。
Q. 年収130万円の壁とは?
年収が130万円(月収約10.8万円)を超えると、親や配偶者の健康保険の扶養から外れ、自分で社会保険料を払う必要が生じます。この130万円の壁は今回の税制改正では変わっていません。税金の壁(178万円)より手前にあるため、実際にはこちらが先に効いてくることが多い点に注意してください。
Q. 時給から日給・月給に換算するには?
日給=時給×1日の勤務時間、月給=日給×月の勤務日数で計算します。このツールで自動計算できます。
Q. 年収106万円の壁とは?
勤務先の社会保険に加入する基準のひとつで、月額賃金8.8万円以上(年収に直すと約106万円)という賃金要件のことです。この賃金要件は2026年10月に撤廃されます。以後は週の労働時間(20時間以上)と勤務先の規模などで加入するかどうかが決まります。
Q. 最低賃金より高い時給かどうか確認したい
最低賃金は都道府県によって異なり、毎年10月ごろに改定されます。ご自身の都道府県の最新の最低賃金(厚生労働省の公表値)と比較して確認してください。
Q. 交通費は年収に含まれる?
通勤手当は一定額まで非課税で、税金の壁(178万円など)の判定には基本的に含みません。ただし社会保険の130万円の壁では通勤手当も収入に含めて判定されるのが一般的です。同じ「年収」でも税金と社会保険で数え方が違う点に注意してください。

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この計算ツールについて

FP2級(ファイナンシャル・プランニング技能士)・日商簿記2級を保有する運営者「ハカル」が作成し、計算式と計算結果を確認しています。詳しくは運営者情報をご覧ください。お気づきの点があればお問い合わせからご連絡ください。